Footballと旅

〜サッカー全般と旅日記、そして…勝手気ままな独り言ブログ〜

キリンチャレンジカップ2016 U-23日本代表対U-23南アフリカ代表戦の感想

国内最終戦となる先日の試合、結果は4-1で完勝でしたね。
トゥーロン国際大会が非常に悪かったので、少し安心しましたが、内容に関しては物足りなさを感じたのも事実。

早速、おさらいしてみましょう。

まず、立ち上がりですが、日本は高い位置からプレッシャーをかけていました。
相手DFがペナ辺りでボールを保持しても、浅野と中島がプレスをかけていた場面もあり、「かなりハイペースだなぁ」「これ体力持つのかね?」と思いながら観ていました。

結局、前からのプレスは20分程度まででしたけど、以外と相手のボール回しが上手かったことも要因かも。
解説の福田さんも話していましたけど、しっかりと中盤でゲームを作る戦術で、ショートパスでリズムを作りながら、バイタルに入っていくっていうやり方で、私も驚きましたね。
アフリカのチームですから、もう少しフィジカルとか身体能力系で押してくるのかと思ったんですけど、いいサッカーしてました。

そのせいか、あまり前からのプレスは効かず、しかも連動していなかった。
浅野と中島の2人がプレスに行っても、後が続かない…
ボランチサイドハーフが少し下がり気味でしたので、前と距離があってどうしても連動できない。
前半から間延びするっていう不思議なスタートでした。

で、ボランチの2人なんですが、正直あまり良くなかったです。
大島は徐々にリズムを取り戻して、アシストもしましたから、攻撃面では悪くなかったけど、ディフェンスではあまり存在感は示せなかったんじゃないでしょうか。
でもそんな彼よりも、相方の井手口。
彼は機能してなかったですね〜
ほとんど消えてましたし、案の定後半1分で変えれらちゃいましたね。
メンバー選出は厳しいかもしれません。
ポジショニングもイマイチで、南アフリカバイタルで前向かれるシーンが何度かありました。
もちろん、ボランチだけの問題ではないですけど、「これはやられるな」て思いながら見てました。
と思ってたら、よく分からないハンドでPK取られるっていう、試合展開としては最悪な状況でした。

このPKのシーンは、判定としては厳しいと思うんです。
でも、そもそも対応がマズかった。
あそこはヘディングでしょうね…結果論ですけど。

まあ、でもその後は良かったんじゃないでしょうか。
大島や矢島を中心にロングパスでのサイドチェンジや、浅野の裏への抜け出しなど、攻撃もバリエーションがありましたしね。
復帰組の中島や室屋が活躍したのは良かったと思います。

それにしても室屋は本当にいい選手ですね。
派手なプレーはないんですが、上下動しっかりしますし、安定感が抜群です。
最終予選でも不動のサイドバックでしたから、本当に間に合って良かった。

この試合ではっきり分かったことは、最終予選である程度活躍した選手と、そうじゃない選手では明らかにレベルの差があるってこと。
途中交代した選手が活躍できなかったのが気になりますが、メンバー発表は明日です。

楽しみにしましょう!!