Footballと旅

〜サッカー全般と旅日記、そして…勝手気ままな独り言ブログ〜

リオ五輪 サッカー 日本代表対コロンビア代表戦の感想

いや〜、勝てた試合でしたね。

内容では明らかに勝ってましたよ。

だから余計に悔しさが残るそんな試合でしたが、振り返ってみたいと思います。

 

まず、初戦と比較してディフェンスはかなり安定しましたね。

何が変わったって、ミスが大幅に減りました。

これはメンタル面での修正が図られたんだと思います。

良いメンタルで臨めたので、思い切りの良さが出て球際で簡単には負けなかった。

解説の中田浩二さんも話していましたが、ディレイだけでなくしっかり寄せて当たることが出来ていたのは大きかったです。

 

そしてこの寄せの中心にいたのは間違いなく井手口選手だったと思います。

彼の思い切りの良さが、他の選手にも良い影響を与えていました。

前線からのプレスに対して井手口・遠藤が連動していたので、中盤でボールを奪うことも出来ていました。

 ボランチの2人が連動できるように、前線からのプレスに対してディフェンスラインのコントロールも出来ていました。

そのため中盤が間延びせずに、選手がいい距離感でポジションニング出来たのもプレスがはまった要因だと思います。

また、そのポジショニングの良さで、セカンドボールもよく拾えていたと思います。

 

初戦でイマイチだった両サイドバックですが、室屋は吹っ切れていましたね。

特に攻撃面では1対1の勝負も積極的で、サイドの起点になっていましたので、初戦と比べるとまずまずの出来ではないでしょうか。

 

藤春は…頑張ってはいたんですけどね。

彼1人で2点損したようなものです。

1点目はフリーでのヘディングですが、普段はクロスを上げる側なのでね。

ちょっと可哀想ですが、決めてほしかった場面ではあります。

そしてOGですけど、これまでたくさんの試合を見てきましたが、あんなOGは初めて見ましたね。

全くの同情の余地なしのOG、彼の今後のメンタルが心配です。

 

前半の矢島のシュート、藤春のヘディング、後半の浅野のバー直撃のシュート。

このどれかでも決まっていれば、勝てた試合でした。

やはり決めれる時に決めておかないと、こういうことになるってことですね。

 

グループリーグ突破の可能性はかなり低いですが、コロンビア相手にこれだけの試合が出来たのは素晴らしいと思います。

だからこそ、このチームでどこまでいけるか見てみたいですけどね。

リオ五輪サッカー 日本代表対ナイジェリア代表戦の感想

ついに始まったオリンピック!!

日本の初戦はナイジェリアでしたが、なんともらしくない戦いでした。

手倉森ジャパンは守備が堅い印象でしたが、初戦の緊張とかあったんでしょうか…

 

まずこの試合、最初の13分間で4点入っています。

世界中見ても、なかなか珍しい展開ではないでしょうか。

結局この日の日本は5失点しますが、ほぼ自分達のミスからなんですよね。

 

そんなディフェンス陣の中でも、特に室屋が良くなかった。

彼に対する評価は個人的には高かったので、2失点目のミスを見て「おかしいな」と思いましたね。

結局、この試合ではあまり良いところを出せなかった。

普段の彼はもっと素晴らしいプレーが出来るはずですが、もしかしたらブラジル戦でネイマールにやられたらしいので、その影響があったかもしれませんね。

 

塩谷・植田は悪くなかったと思いますが、最初の10分ぐらいはラインが少し低かったです。

あと1mぐらい上げてほしいなと思っていましたが、2失点してからは塩谷がコントロールするようになっていましたね。

左の藤春は自分のプレーは出来てなかったように思います。

スピードと左足の正確なクロスが武器だと思いますが、あまり出せてなかった。

 

ディフェンスに関して整理すると、まずラインが少し低かった。

失点したくない気持ちがラインの低さに出たかもしれません。

相手は足も速かったので、裏にスペースは作りたくない気持ちもあったでしょう。

それから、両サイドバックが良くなかった。

この試合はサイドから崩すことが有効なはずでしたが、サイドからの攻撃・連携が機能しなかったように思います。

 

中盤ではアンカーの遠藤・インサイドハーフの大島はそれぞれ持ち味を出せていたように思います。

遠藤は当たりの強さとボール奪取能力を発揮出来ていましたし、大島は攻撃で前への飛び出しや、気の利いたパスを出せていました。

問題は原川です。

彼は全く機能していなかった。

ポジショニングも悪いので攻守ともに良くなかったですし、簡単なトラップミスもしてピンチを招いてました。

私なら前半だけで交代させてましたが、案の定後半早々に交代してましたね。

 

興梠はポストプレーは頑張っていました。

まあ、彼はもともともポストプレーが上手いので、これくらいは出来ます。

ただFWとしてはシュートがほしかったですね。

その点、南野は良くやっていました。

プレーからは、彼のこの大会に懸ける気持ちが伝わってきましたし、完全に攻撃陣を牽引していました。

中島も気持ちを前面に出したプレーで、見ていて気持ちよかったです。

特にディフェンスではガツガツいってました。

他の選手がもう1歩2歩寄せが甘かったのに対して、中島はしっかり食らいついていたので、意気込みが感じられました。

 

初戦は負けてしまいましたが、スウェーデン対コロンビアが引き分けでしたので、グループリーグ突破の可能性は残されています。

5点失いましたが4点取れたのは好材料なので、ディフェンスの修正が出来ればいけますよ。

修正点は技術や組織的なことではなく、間違いなくメンタル面。

自信を持ってやれば、彼らなら通用すると思っています。

特に室屋はもう一度「自分はやれる」てことを思い出してほしいですね。

 

このチームはディフェンスから試合を作っていくチームだと思うので、ディフェンス陣は「自分達が引っ張っていくんだ」という気持ちで次の試合頑張ってほしいです。

ということで、第2戦を楽しみにしたいと思います。

エミレーツ航空でスイスに行ってみた④

スイス旅行4日目

 

前日の悲惨な状況から一夜明けると、両脚がパンパン!!

全く使い物にならず、歩くのもやっと…

仕方がないのでアクティビティは諦め、ピークパスを使って色々観光することにしました。

 

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まずはゴルナーグラート鉄道の車窓からの眺め。

天気も快晴で、青と白のコントラストが綺麗です。

 

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はい、ゴルナーグラート到着。

天気がいいので、マッターホルンもバッチリ見えます。

右に写っているのは私です。

フードを被っている理由は、前日のトレッキングで両耳が日焼けしたからです(笑)

 

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これ、氷河です。自然の迫力を感じますよね。

名前は忘れましたm(_ _)m

 

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一度ツェルマットに戻り、ゴンドラに乗り換えてグレイシャーパラダイスへ。

ゴンドラからの景色です。

こういう場所をバックカントリーで滑るのでしょうかね…興味はありますが怖い。

 

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標高3,883mに到着。

行く前は「高山病に気をつけろ」的な情報もありましたが、大丈夫でしたね。

 

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こういう景色が見たくて、スイスに来たので満足です。

雪が積もっている場所はゲレンデのようですが、滑っている人はいなかったです。

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ゴンドラから見えるグレイシャーパラダイス。

あんな場所に展望台とか、考えられないですよね。

 

街まで帰ってきたのが16時頃でしたでしょうか。

身体は元気なんですけど、やっぱり脚が痛い。

今日はCOOPで買い物して、部屋でゆっくりすることにしました。

 

トクホン貼って部屋で安静にしないと、明日は動きたいですからね。

というのも、明日はマウンテンバイクでダウンヒルの予定なんです!!

エミレーツ航空でスイスに行ってみた③

スイス旅行3日目

 

さあ、今日はいよいよヘルンリ小屋へ。

もっともマッターホルンに近づける場所へ行ってみようと思います。

 

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まずはピークパス(3日券)を購入し、ゴンドラでシュバルツゼーへ。

眼下にはのどかな風景。

 

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20分ぐらいでしょうか、シュバルツゼーに到着。

この時点で標高2583m、かすかに頂上が見えます。

 

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朝は雲がかかっていましたが、少しずつ晴れてきました。

湖畔にもわずかに小屋と山々が映って見えます。

 

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シュバルツゼーから20分ほど歩くと、すっかり晴れてマッターホルンの全貌が‼︎

『さあ、行くぞ‼︎』ていう感じの写真が撮れました。(オレンジは僕の嫁です)

 

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1時間程歩くと、上空は快晴。

後ろを振り返ると雲海が見えました。

 

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2時間程歩くとスキーリフト降り場があり、少し広い場所に出てきました。

ここで少し休憩しましたが、マッターホルンはもう丸見えです。

 

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さっきの広場から少し歩くと、このような階段があり、ここからは完全なトレッキングになります。

左は断崖絶壁で、嫁はかなり怖がっていました。

 

そして、これがこの日最後の写真となりました…(笑)

 

何が起きたかっていうと、写真を撮る余裕がないくらい過酷だったということと、嫁が高所恐怖症であることが発覚し、尾根歩きで完全に足が震えだしてしまったというダブルパンチが発生。

ヘルンリ小屋まで約100mという所で、泣く泣く引き返すという判断をしました。

いや〜、これまで登山は結構行ってたんですけどね〜

 

そして、この後がさらに最悪でした。

シュバルツゼーまで戻ったのが17時前。

トイレに行ったりして休憩して、17時が過ぎました。

『さあ、ゴンドラに乗ってツェルマットに帰ろう』と思って乗ろうとしたら、なんとゴンドラが止まっている‼︎

『なぜ?さっきまで動いてただろ‼︎』

そうなんです。ゴンドラの最終が17時だったのです。

 

途方に暮れました。

愕然としました。

 

しばらく現実を受け止められませんでしたが、選択肢は1つ。

歩いて戻るしかないのです。

そうと決まれば、急がなければなりません。

暗くなる前には街まで下りたいですからね。

 

ここまで往復5時間くらい歩いていたので、足は結構疲れていましたが、ここからツェルマットまでの長いダウンハイキングの開始です。

他にも2、3組同じような境遇の人がいたので、寂しくなかったのが不幸中の幸い。

その内の1組は老夫婦だったのですが、これが結構早い‼︎

たぶん70歳くらいだったと思いますが、本当に元気でビックリしましたね。

 

私たちはというと、足の疲労があり、結局ツェルマットまで6時間かかりました。

ツェルマットの標高が1600mぐらいですので、約1000m下りたことになります。

この日はトータルで12時間ぐらい歩きましたが、さすがに疲れましたね。

 

幸いだったのは日没が22時頃だったということだけでしょうか。

今日は本当に色々反省の多い1日でした。

エミレーツ航空でスイスに行ってみた②

スイス旅行2日目

 マッターホルンの麓まで行く予定でしたが、ちょっと疲れが残っていたのでツェルマットの街を散策することにしました。

 

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今日のマッターホルンはこんな感じ。

なかなか全貌は見せてくれません。

 

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街ではマラソン大会が開催されていました。

私はサッカーは大好きですが、マラソンは…

でも記念にTシャツとパーカーを買ってしまったミーハーな僕。

 

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結構盛り上がっていました。

私も沿道から応援させてもらいました。

 

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この牧草地の感じは見ていて飽きませんし、本当に癒される。

 

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ツェルマットはガソリン車禁止です。

全ての車が電気自動車ですが、たまに馬車にも遭遇します。

 

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ツェルマットの街を貫くように流れる川。

少し白く濁っているのは、雪解け水だから?よく分かりません

 

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歩き疲れたので、帰って夕食。

近くのCOOPで食材を買って、パスタを作りました。

 

食後は、すぐに就寝しました。

いよいよ明日は登山です。

といっても、もちろんマッターホルン登頂は難しいので、その手前のヘルンリ小屋まで行ってみようと思っています。

エミレーツ航空でスイスに行ってみた①

ヨーロッパは何度か行ってますが、初スイス、初エミレーツです。

早速、まいりましょう。

 

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羽田空港エミレーツカウンター前

人がたくさんいますが、オンラインチェックインしておいたので、たいして並ばずに済みました。

 

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羽田初ドバイ行きEK313便 B777-200LRです。

10時間程ですが、後方の2列シートを確保できたので比較的楽でした。

 

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深夜発なので離陸後1時間で機内食

ちなみに私は機内食あまり好きではないので、写真はないですm(_ _)m

その後はすぐに消灯ですが、エミレーツではこんなお洒落な演出があるんですね。

 

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5時間ぐらいは寝たと思うんですけど…ようやくドバイ上空。

砂漠が広がっていて、日本では見ることができない景色です。

 

日本を出発してから、トータルで18時間ぐらいでしょうか。

ジュネーブ空港に到着し、ゆっくりする間もなく、すぐに電車に乗り換えます。

 

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Brig行きの電車から見える景色も。

車窓から見える田園風景には本当に癒されます。

 

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4時間半ほど電車に揺られてVsip駅に到着。

Zermatt行きに乗り換えると、いよいよ標高が上がります。

電車から見える景色も変わり、遠くには山々が見え始めてきました。

 

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日本を出発してから乗り継ぎも入れると、24時間ぐらいかかったでしょうか。

やっと目的地のZermattに到着しました。

 

Zermatt駅から歩いて10分ほどで、Hotel Welschenに到着。

疲れた身体でスーツケース引きながら歩くのは辛かった。

 

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部屋はこんな感じ。

ベッドはちょっと狭いかな。

 

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簡易キッチンです。

今回は1週間ほどの滞在なので、自炊します。

レストランは高いですからね。

 

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というわけで、パスタを作りました。

夫婦2人ですが、ちょっと多いですかね。

この後は、疲れもありすぐに就寝しました。

キリンチャレンジカップ2016 U-23日本代表対U-23南アフリカ代表戦の感想

国内最終戦となる先日の試合、結果は4-1で完勝でしたね。
トゥーロン国際大会が非常に悪かったので、少し安心しましたが、内容に関しては物足りなさを感じたのも事実。

早速、おさらいしてみましょう。

まず、立ち上がりですが、日本は高い位置からプレッシャーをかけていました。
相手DFがペナ辺りでボールを保持しても、浅野と中島がプレスをかけていた場面もあり、「かなりハイペースだなぁ」「これ体力持つのかね?」と思いながら観ていました。

結局、前からのプレスは20分程度まででしたけど、以外と相手のボール回しが上手かったことも要因かも。
解説の福田さんも話していましたけど、しっかりと中盤でゲームを作る戦術で、ショートパスでリズムを作りながら、バイタルに入っていくっていうやり方で、私も驚きましたね。
アフリカのチームですから、もう少しフィジカルとか身体能力系で押してくるのかと思ったんですけど、いいサッカーしてました。

そのせいか、あまり前からのプレスは効かず、しかも連動していなかった。
浅野と中島の2人がプレスに行っても、後が続かない…
ボランチサイドハーフが少し下がり気味でしたので、前と距離があってどうしても連動できない。
前半から間延びするっていう不思議なスタートでした。

で、ボランチの2人なんですが、正直あまり良くなかったです。
大島は徐々にリズムを取り戻して、アシストもしましたから、攻撃面では悪くなかったけど、ディフェンスではあまり存在感は示せなかったんじゃないでしょうか。
でもそんな彼よりも、相方の井手口。
彼は機能してなかったですね〜
ほとんど消えてましたし、案の定後半1分で変えれらちゃいましたね。
メンバー選出は厳しいかもしれません。
ポジショニングもイマイチで、南アフリカバイタルで前向かれるシーンが何度かありました。
もちろん、ボランチだけの問題ではないですけど、「これはやられるな」て思いながら見てました。
と思ってたら、よく分からないハンドでPK取られるっていう、試合展開としては最悪な状況でした。

このPKのシーンは、判定としては厳しいと思うんです。
でも、そもそも対応がマズかった。
あそこはヘディングでしょうね…結果論ですけど。

まあ、でもその後は良かったんじゃないでしょうか。
大島や矢島を中心にロングパスでのサイドチェンジや、浅野の裏への抜け出しなど、攻撃もバリエーションがありましたしね。
復帰組の中島や室屋が活躍したのは良かったと思います。

それにしても室屋は本当にいい選手ですね。
派手なプレーはないんですが、上下動しっかりしますし、安定感が抜群です。
最終予選でも不動のサイドバックでしたから、本当に間に合って良かった。

この試合ではっきり分かったことは、最終予選である程度活躍した選手と、そうじゃない選手では明らかにレベルの差があるってこと。
途中交代した選手が活躍できなかったのが気になりますが、メンバー発表は明日です。

楽しみにしましょう!!